塚越応駿

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# 今週の作品22

朝晩の風に秋の気配を感じるようになりました。

市場の花もすっかり秋色のラインナップに代わってきています。

これからまた、花をいけるには楽しい季節になってきました。

イベントなどが無く、ゆったりと時間が流れているので

例年よりも、季節の変化を肌で感じることができているような気がします。

 

それでは今週の作品。

 

アイアンのフレームが付いたガラス器にグロリオサをたっぷりと。

シャガの葉を合わせてキリっとした仕上がりになりました。

 

器の模様と同系色の花の取り合わせ。

ピンポン菊、スプレー菊、ソリダコ、ハスの実、粟。

ガラスの器を合わせるとモダンな秋を表現できます。

 

同じ花材構成で異なった器に。

随分と雰囲気が変わり、こちらは落ち着いた里の秋いといった感じに。

 

きれい発色のグロリオサが手に入りました。

赤を強調するために落ち着いたトーンの表が緑、裏が茶のすりガラスにいけてみました。

この器、水を入れると茶と緑が混ざり、複雑な色合いになります。

光沢のあるツバキの葉を合わせて器との対比を楽しみました。。

 

石化エニシダとドライになった石化柳を合わせてみました。

テーマはヤマタノオロチの脱皮です!笑

メデューサにも見えます!

たまには遊んでみるのもいいかなと。

 

今週最後は清楚な花を。

鉄砲ユリにリンドウ、そしてニューサイランで流れをつけて。

 

 

また次週もお楽しみに。

 

| comments(0) | - | 10:56 | category: 作品 |
# 今週の作品21

コロナ、残暑、台風。

心休まる事がありませんが、花と向き合うときは無心になれます。

このブログを通じて、少しでも癒しの時間がお届けできればうれしいです。

 

それでは、今週の作品です。

 

フウセントウワタ、レンギョウ、アレカヤシの組み合わせ。

緑の濃淡と質感の違いを活かした作品。

ほかの花を合わせようかと思いましたが、フウセントウワタの存在感がありすぎて断念しました。

結果、面白い仕上がりになったので、これはこれで良しとします。

 

そういえば、フウセントウワタの花、見たことがありますか?

 

こちら。数年前に市場で見つけました。

インパクトのある実の形状からは想像できない可憐な花です。

 

今月の研究会のテーマは紙の器。

色鮮やかな和紙を使って器を作りました。

当初は紙を粘土に見立てて、くしゃくしゃにしてから作る予定でしたが、

性格なのか、結果きっちりとした折り目のある器になってしまいました。

ピンポン菊、リンドウ、レザーファン。

 

かわいらしい小振りなハスの実。

形状の似ているピンポン菊と合わせました。

枝も葉が丸くて小さい柘植を選択。

 

 

 

今週の小品は3点と少ないのですが、

先日撮影で使う装飾花の依頼があり、大作を2点いけてきたのでご報告。

幅、高さ、共に150cmくらいのかなり大きな作品です。

クライアントさんの意向に合わせて赤を主体とした鮮やかな仕上がりになりました。

 

華展やイベントはまだ再開できていませんが、装飾の仕事も入るようになり、徐々にですが日常が戻ってきたように感じます。

 

今週は以上になります。

次回も面白い作品がお届けできるように頑張ります。

 

 

| comments(0) | - | 11:56 | category: 作品 |
# 今週の作品20

残暑厳しい中にも、朝晩の風に秋を感じるようになってきました。

8月ももう終わりですね。

 

今週の作品をご紹介。

 

市場でよい枝ぶりのセンダンが手に入りました。

一本でも十分な迫力。

合わせる花材は、本数が少なくても存在感を出せるアンスリュームとモンステラ。

シンプルにスッキリと。

 

 

観賞用として出回る赤オクラを重ねて。

ニューサイランを真一文字に勢いよく。

ポイントにスターチスとヒペリカムを合わせました。

 

夏の間、毎日楽しませてくれた凌霄花。

炎天下の中でも元気に発色の良い花を咲かせてました。

葉を剪定し、枝を溜めてバランスを取りました。

 

ダリア、レンギョウ、カスミソウの組み合わせ。

カスミソウといえば、ちょっと前までは、匂いがきつい、絡まる、地味といったイメージがあり敬遠していましたが、ここ数年、品種改良が進みこの問題点がすべて解消。

十分に主役になり得る、華やかなお花になりました。

束の状態でも絡まらず、簡単に分けられて感動ものです。

 

今週最後は、秋を感じさせる作品に。

尻尾のようなペニセタム。

小ぶりで赤く縁どられたトルコ桔梗。

暖色のリンドウ。

 

こちらは同じ花材で、器を変えていけ直し。

ガラりとイメージが変わりました。

花・器・空間・人

組み合わせひとつで、多様な表現ができるいけばな。

奥が深くて面白い。

多くの人に魅力を伝えたいです。

 

今週はここまで。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

| comments(0) | - | 16:16 | category: 作品 |
# 今週の作品19

8月中旬の作品です。ご覧ください。

 

 

庭の珊瑚樹が色づいてきました。

剪定したら面白いように一列に実が並びました。

 

8月の研究会のテーマは水中花でした。

花材はアンスリューム、モンステラ、ヒペリカム。

 

足利で購入した小野澤弘一さんの器。

古民家でのイベント【はなうつわ】でご一緒している作家さんです。

シンプルなのに存在感のある素敵な器。

流木を花留に、ヒメガマ、カクトラノオ、リンドウ、ドクダミ。

 

野牡丹の一種いけ。

切り花にするとすぐに花弁が落ちてしまうので、ひと時の楽しみですが...。

 

タニワタリを丸めて、ピンクッションを抱えるように。

バラの実で動きを加えて。

 

来週は、忘れず更新できるように努めますので、どうぞお付き合いください。

 

 

| comments(0) | - | 12:39 | category: 作品 |
# 今週の作品18

連日の猛暑。

地元高崎では先日39度を記録しました。

歩くだけで滝のような汗が出てくる危険な暑さ。

みなさん、どうぞご自愛ください。

 

8月になって最初の更新。

すっかり間隔が空いてしまい申し訳ないです。

撮り溜めた作品を2日連続でUPしたいと思います。

よろしくお願いします。

 

家庭菜園で育てたトマトを水中花に。

今年は梅雨が長くて日照不足のため、色づくのが非常に遅かった。

暴れた葉の剪定に苦労しました。

 

丸まった花弁がユニークなルドベキア。

打ちあがる花火をイメージして、セダムと共ににいけ上げました。

 

この時期に良く目にする夏水仙。

花が咲くころに葉が無いことから裸ユリとも呼ばれるそうですが、

実際はヒガンバナの仲間。

発色の良いリンドウと合わせて色の濃淡で動きを出しました。

 

ホットビスケットという名のアマランサス。

同系色のカラーを合わせて、新芽のアセビでアクセント。

アマランサスの質感と器の模様が相まって、落ち着いた作品に仕上がりました。

 

テーマは対比。

器の紅白、モンステラの表裏、色の異なる菊の花弁の内と外。

 

 

 

| comments(0) | - | 18:29 | category: 作品 |
# 今週の作品17

もう7月も終わりだというのに降り続く雨。

関東地方の梅雨明けは8月に入ってからになるとのことです。

これだけ青空が見られないと気持ちも滅入ってしまいますね。

 

それでは今週の作品です。

小ぶりでかわいらしいヒマワリが手に入ったので、手毬草と組み合わせてマッスに。

器の形状に合わせてガマの葉でバランスを取りました。

 

 

ハーブティーとしても飲まれるエキナセア。

花弁が反り返っているのが特徴です。
魅力は園芸種の豊富な色数ですが、どうしても好んで選んでしまうのはこんな色合い。

葉を落とした雲竜柳で色彩を抑えた作品に仕上げました。

 

直線が美しい、アガパンサスとカクトラノオ。

パンダナスの葉でよりシャープな印象に。

 

こちらもカクトラノオの作品。

リンドウとガマの葉を合わせています。

下記の形状がユニークなので、どことなく小人が歩いているような感じに仕上がりました。

たまにはこんな試みも面白いかと。

 

今週はヒマワリで始まり、ヒマワリで終わり。

パンダナスに穴をあけて、ヒマワリの茎を通しました。

結んだ葉をアクセントにして全体を構成しました。

 

 

今週もお付き合いいただきありがとうございまいた。

それではまた次週。

 

 

 

| comments(0) | - | 08:54 | category: 作品 |
# 今週の作品16

昨日は久々に晴れ間がのぞき、清々しい一日でした。

梅雨明けはまだ先のようですが、心の充電ができたように思います。

 

今週は5点です。

ご覧ください。

洋種ヤマゴボウとトルコ桔梗。

四方に暴れる枝を整理し目線が中心に収まるようにいけ上げました。

葉を残しすぎず落としすぎないのがポイントです。

 

ビーハイブジンジャーというショウガ科の植物。

ビーハイブは蜂の巣の意味です。

油絵のような色彩のドラセナと暴れる雲竜柳。

器も個性的なものを選び、全体的にインパクトのある作品に仕上げました。

 

 

イガナス、スカシユリ、ドラセナ。

イガナスは毒性の強い、朝鮮朝顔の一種。

いける分にはコミカルな形状がかわいらしいのですが…。

 

最近出回っている、パステルカラーのリンドウ。

和のイメージを一変させる画期的な複色のリンドウです。

どこか、南の島に旅に行きたい。

そんな思いを込めていけてみました。

合わせた花材は、夕霧草、手毬草、シダ。

 

イメージは、静寂。

爽やかな夏のもみじにクルクマと手毬草を合わせました。

まだまだ落ち着かない日々が続きますが、心だけは穏やかにいたいものです。

 

 

今週は以上です。

それでは、また次回。

 

 

 

| comments(0) | - | 21:46 | category: 作品 |
# 今週の作品15

今月の教授者研究会のテーマは七夕でした。

 

作品にテーマをつけてからいける事はなかなか難しいのですが、

皆さん時間内に素敵に仕上げていました。

 

その際に私もいけた七夕の作品から今週は見ていただきます。

 

イタリアンルスカスを笹に、ルリタマアザミを夜空の星に見立てました。

白く美しいクルクマが織姫と彦星、そんな想像を膨らませながらいけました。

器も惑星を連想させるようなガラスを選択。

ストーリーを考えて花をいけるのも、発想の転換が出来て面白いです。

 

2作目は洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)。

外来種の帰化植物だそうで、雑草としてよく見かけるこの植物。

我が家の庭でも毎年1、2本大きく成長します。

実が熟す前のこの時期の姿は、とても爽やかなイメージです。

まだ葉が若くしっかりしていないので、水が下がりやすいのですが…。

実の形状に合わせてブドウのような形をしたガラスを選びました。

 

紫陽花のアナベル。

咲き始めは緑で、それから真っ白に変わり、ドライになるにつれまた緑に姿を変える長い期間楽しめる紫陽花です。

枯木に絡めて器からあふれるようにボリューム良くいけました。

なんとなく、抹茶のかき氷のようにも見えるとの感想もいただきました。

 

上品な複色のヒマワリ。

引き立てるように、トルコキキョウをさりげなく。

器も同じ形状の色違いを重ねることで、ヒマワリの印象を強めました。

 

 

すみません。

今週は少し少なめの4点。

 

来週には梅雨も明けそうな感じですね。

それでは、また次週。

 

 

 

 

 

| comments(0) | - | 09:02 | category: 作品 |
# 今週の作品14

ここ数日の集中豪雨で被災された方、お見舞い申し上げます。

熊本には支部もありますし、九州各地に親戚や友人知人がいるので本当に心配です。

これ以上被害が大きくならないことを心から祈ります。

 

花を見ていただき少しでも心が落ち着くようであれば嬉しいです。

 

レンギョウの枝にカーネーションとヘリコニアの組み合わせ。

マーブル模様の陶器にいけました。

 

錦木、半夏生。

日に日に色が濃くなる半夏生。半化粧とも書きます。

七十二候の「半夏生」は、 正しくは 「半夏(はんげ)が生ずる」 の意味であり、

その「半夏」とは 烏柄杓という別の植物だそうです。

錦木の先端が千手観音のようにも見えるなと思いました。

 

ヒペリカムにダリアを2色合わせました。

ガラス花器の色と合わせて、夏らしい作品に仕上げました。

 

アンスリューム2色に使い勝手の良いサルトリイバラ。

真っ赤なガラスに合わせました。

アンスリュームの光沢と、すりガラスのマットな感じの対比が面白く仕上がりました。

 

ヒメガマとルリタマアザミ、夏を代表するヒマワリで構成。

全体を八つ手の葉で引き締めました。

尖った形状を引き立てるように思い切って放射状にいけました。

器には土器を選択。

ヒマワリは土のイメージがよく似合う。

 

ヒマワリの作品をもう一作。

黄色と青の対比。

グロリアオサ、ルリタマアザミ。

ビタミンカラーは元気が出ます。

 

 

 

 

不安定な天候が続くようです。

皆様、どうぞお気を付けください。

 

 

| comments(0) | - | 10:48 | category: 作品 |
# 今週の作品11

梅雨入りしましたね。

雨を受けて、庭の木々も一段と緑を深めたような気がします。

 

投稿が遅れてしまい、週を跨いでしまいました。

先週の作品になりますがご覧ください。

 

CGTK4940.JPG

1作目は美央柳。

美女柳とも呼ばれるオトギリソウ科の黄色い花。

柔らかくしなやかな印象のこの花、合えて力強い曲線を持つ車輪梅と合わせてみました。

静と動といったイメージです。

 

LMJN3633.JPG

2作目は沖縄の琉球ガラスに紫陽花を2種、ガクアジサイとアナベルを合わせました。

茎を見せず、花をマッスにいけたことで器の鮮やかなブルーが引き立ちました。

 

PBPK8941.JPG

3作目。

ブルーの波模様が印象的なこの器。

ラインを重ねたくて藪蘭を丸めて多用しました。

ポイントには先日いけたアリアムのサマードラマーを一輪。

 

CSTR9568.JPG

4作目。

投入れが続いたので、剣山を使用して。

ヘリコニア、アリアム、八つ手、レンギョウ。

 

RPAY7837.JPG

5作目。

個性的な多面体の器に丹頂アリアムの曲線を重ねて。

 

HMKA8582.JPG

6作目。

今年は中止になってしまった足利のイベント【はなうつわ】。

昨年ご一緒した丸岡勇太さんのガラスに紫陽花をいけました。

器の縁の形状と葉の虫喰いがリンクして面白い仕上がりになりました。

 

DYAA3613.JPG

最後7作目はトクサとガクアジサイ、そして徐々に白くなってきた半夏生。

 

今週、関東地方は梅雨の中休みといった感じで蒸し暑い日が続くようです。

マスクが辛くなってきましたが、しっかり感染予防に努めたいと思います。

皆さん、熱中症にもお気を付けください。

| comments(0) | - | 07:58 | category: 作品 |
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